「社長はいつもいなくて相談できない!」管理職に言われる前に社長がすべきこと

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今日は、「経営者の時間のつくりかた」についてお話をしたいと思います。

「社長に相談したいことがあっても、いないんですよね」ある管理職の方からこんなことを言われたことがあります。

 自分の目線の高さを意識してみる

どんなに権限移譲をきちんとやっていても、最終的な責任を取るのは経営者ですから、
経営者が決裁事項から逃れることはできません。
とすると、あなたが決裁するタイミングが遅れることで、案件が進むことを妨げてしまうということがあるかもしれませんね。

経営者であるあなたは、忙しく走り回って、部下が社長の所在が分からなかったり
社長がいつ席に戻ってくるか分からないようではいけませんね。

すこし、視野を広げるために視点を変えてみましょう

たとえば
経営者であるあなたから見て、忙しく走り回っている管理職を見るとどんな風に感じるでしょうか?

「また、あいつ現場に行ってる」もっと、管理職としての仕事をしてほしい

そんな風に感じるのではないでしょうか?
では管理職の方は、なぜ現場に行ってしまうのでしょうか?

ぼくは、
管理職の方が管理職の仕事に手がつかない本質的な理由は
管理職が持つべき視座を、その方がまだ持っていないということではないかと思います。
別な言い方をすると、まだ目線の高さが現場の社員と一緒だということです。

だから、何段階か高い視点で見ている 経営者であるあなたには見えることが
現場に行ってしまう管理職の方には見えないのです。

今よりも一つ高い視点を持つ

現場に行ってしまう管理職には、今より高い視点を持ってもらう必要があります。

これって、管理職だけではなく全てのビジネスパーソンに言えることだと思います。

つまり、もし 経営者であるあなたが

忙しくて管理職の社員と話をする時間がなかなか取れないとすれば
その問題を本質的に解決する方法は、「経営者である あなたの視座を今よりもっと上げること」ではないでしょうか?

では、どうすれば経営者の視点は上がるのでしょうか?

ぼくは管理職の方達にコーチングさせていただくときに
「あなたが社長だったら?」
と、質問をさせていただきます。

そうするとほとんどの方は、
今より高い視点で物を考え、答えを出してくれます。

管理職が今より高い視点をもつためには、今よりも上のポジションになったつもりで考えれば良いということですね。

社長が視点、視座を上げるためには

管理職が今より上の視点を保つためには、一つ上のポジションになったつもりで考えるという手法が有効です。
では、社長が今よりもっと高い視点を手に入れるにはどうしたら良いのでしょうか?

その方法は
経営理念を明確にすることだとぼくは思います。

経営理念やもとづいて考えることで、
会社という枠を超えて、
「社会に対して自分の会社が貢献するためにはどうしたら良いか?」
という視点が持てるようになるため、自然と今より視座が高くなります。

経営理念を判断基準にして、時間を創出する

あなたの会社の経営理念を明確にし それを判断基準にすることで、
経営者であるあなたの視点は一段高くなります。

そして、
経営判断をくだすスピードが速くなります。

経営理念に合致すると思えば、やると決めれば良いのです。
経営理念に沿わないと考えれば、それをやらなければ良いのです。

ぼくが考える、時間管理・タスク管理の大原則は
「やらないことを決めること」
だと思っています。

やらないことを決めれば、おのずと本来なすべきことに使う時間が生まれてきます。

「やらないことを決めること」は もしかしたら、ちょっと勇気のいることかもしれません。
ですが、経営理念が明確になっていれば、
やらないことを決める勇気が生まれてきます。

そして、常に経営理念に沿った判断をしていれば
自然とあなたが下す判断に、ぶれがなくなり、一層想いが伝わりやすくなります。
「社長ならきっとこう判断するだろう」
管理職の皆さんの判断にも良い影響を及ぼすはずです。
そうすると 善循環で経営者であるあなたが本来なすべきことに使える時間はますます増えるでしょう

そして判断そのものも、
「会社のため」よりも一段高い視座の「社会のため」
という判断基準になっているはずです。

経営者の本当の仕事は、3年後 5年後のことを見据えて
あなたの会社の事業領域で、
社会の未来を
あなたの会社の未来を
自社の社員とその家族の未来を
どう創っていくかを「考えること」「発想することです」

そのための時間をきちんと持つために、
社長は現場を忙しく走っていてはいけません。

現場を走ることで、何かをやっている気持ちや
自分がちゃんと出来ている気持ちになってはいけません。

あなたが現場を走る管理職の方に
「もっと部下に現場を任せてほしい」
「もっと部下を信頼してほしい」
「そうしないと、部下が育たない」
と、感じているのと同じように

あなたも
「もっと社員に仕事を任せ」
「もっと社員を信頼し」ましょう。

そうすれば、管理職が育ちます。

経営者は現場を走り回ってはいけないのです。

まとめ

経営者であるあなたが、走り回らなくていよい状況をつくるには
1、あなたの会社の経営理念を明確にすること
2、経営理念に基づき「やらないこと」を明確にすること
3、常に経営理念にも続き、判断をくだすこと

経営者支援 プロフェッショナルコーチ たかぎけんじ

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