「管理職って何をすればいいの?」新任マネジャーに言われちゃう前に経営者がすべきこと

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経営者にとって管理職の育成は重要な経営課題です。
ですが、リソースの限られた中小企業にとって管理職の育成はなかなか思うようにはいきません。

ある管理職になったばかりの方をコーチングしているときにこんなことを言われたことがあります。
「管理職になったのはいいけど、何をしていいのかわからない」
そして、この方はついつい 自分の得意な 営業の現場に出向いて行ってしまうようです。

プレイイングマネージャーという罠

管理職になりたてで、管理職のなすべきことが見えていない方はついつい現場の仕事に手を出してしまいます。
気がつくと 一担当と同じようにたくさんの現場仕事を抱えて忙しくなっていく。

一時期プレイイングマネージャーという言葉が流行りました。
とてもカッコよく聴こえます。
ですが、プレイイングマネジャーも度がすぎて
管理職本来の仕事の部分が機能しておらず、ほぼ現場の一担当になってしまうことが多い様にに感じます。

ですが、管理職ご本人は一所懸命仕事をしています。ご自身の提供価値が「現場の仕事」である状態から脱却できていないのですね。

では、管理職のは「現場の仕事」ではなく、何をしたらよいのでしょうか?

俯瞰(ふかん)視をする能力

管理職の仕事は一体何をすることなのでしょうか?

ぼくは、管理職の仕事はリーダーシップを発揮して、自部署のメンバーが能力を発揮してのびのびと仕事ができる様にすること。
だと思っています。

カッツモデルというのをご存知でしょうか?
ロバート・カッツが提唱している管理職に必要とされるスキルを3分野に分けて表したものです。
1、テクニカルスキル
これは「業務遂行能力」つまり「現場の仕事」に必要なスキル
2、ヒューマンスキル
「対人関係能力」人間関係を上手に構築していく能力です
3、コンセプチャルスキル
「概念化能力」問題、課題を俯瞰(ふかん)して概念的に捉え、課題の本質を見極める能力です。

ロワーマネジメント => ミドルマネジメント => トップマネジメント
と上位の管理職にいくにつれて、必要とされる能力がこの3つのスキルのうち テクニカルスキル の比率が減り コンセプチャルスキルの比率が上がっていきます。

つまり、マネジメントのレベルを上げるにはコンセプチャルスキルを高めることが必要ということになります。

少し具体的にすると
自部署の「目標」や「問題」「課題」を客観的に把握して、その課題の本質を見抜き
自部署のメンバーがそれにあった行動をできる様に采配していくこと
が、管理職のすべきこと

ということになるでしょうか。

これをぼくなりの表現にしたのが先ほどの
管理職の仕事はリーダーシップを発揮して、自部署のメンバーが能力を発揮してのびのびと仕事ができる様にすること。
ということになります。

先ほどの管理職になったばかりの方には、自分の会社を俯瞰(ふかん)視して全体の状況を把握すること、そしてその社内での自部署の環境や状況を把握する。
その次に、自部署を俯瞰視して、その環境や状況を客観的に把握する

ということが
リーダーシップを発揮して、自部署のメンバーが能力を発揮してのびのびと仕事ができる様にすること

のスタートになるでしょうか

まとめ

自社の管理職が、自社、自部署の環境や状況を俯瞰視できる様に導いてみてください

経営者支援プロフェッショナルコーチ たかぎけんじ

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