「会社辞めたいです」突然言われてびっくりしないために経営者ができること

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中小企業の経営者にとって、現場の社員さんの退職はいろいろな意味でつらいものです。今回は、経営者に出来る自社の社員の離職率低減策についてお伝えします。

管理職層の皆さんにコーチングをさせていただいていると、部下の〇〇が退職したいと言い出して・・・

という話題になることがあります。

なぜ、会社を辞めたいと想うのか?

言葉として表れる辞めたい理由は様々です。
「ほかにやりたい仕事がある」
「給与に不満がある」
「残業が多い/休日が少ない」
「専門知識・技術を習得したい」

でも、これらの言葉は辞めたいとおっしゃっている社員さんの 本当の気持ちを表していないのではないかと思うことがあります。

ハーズバーグの二要因理論(動機付け・衛生理論)というものがあります。
簡単にいうと、人間が仕事に対して「不満足を感じる要因」と「満足を感じる要因」は同じではないという考えです。

ご興味のある方はこちらで色々見てみてください。
ハーズバーグの二要因理論(動機付け・衛生理論)
https://goo.gl/NAkEkj

この理論に立つと会社での不満足を取り除いても、満足はしないと考えてよいでしょう。

辞めたい社員が心の中で会社に求めているもの

ぼくが想うのは、辞めたいとおっしゃる社員さんの多くは、本当は会社の仕事を通じて「満足を得たいのではないか?」ということです。

では、仕事を通じて満足を得るとはどうゆうことなのでしょう?

ぼくは、その方法の一つは社員さんたちが仕事を通じて、「自分の持っている価値を提供することで喜びを感じること」ではないかと思います。

そのためにはまず、社員さんおひとりお一人本人が「自分が喜びを感じることができるような、自分の提供価値」が何かを知っている必要があります。

ぼく自身は、新卒で就職活動するときに、その「自分が喜びを感じることができるような、自分の提供価値」が何かを理解せずにサラリーマンになりました。

ですから、サラリーマンとして本質的な自分の喜びを感じることはなかなかなかったように思います。
そのかわりに、自分を忙しくすることで「人から求められている感」を感じるようにして
その気持ちをごまかしていた時期が長かったように感じます。
だから、自分のスケジュールがぎっしり埋まっていると安心し、スケジュールに隙間があると不安になったりします。
あるとき、異動になって以前よりも少し時間に余裕のある部署で仕事を始めたときに
「自分の存在価値」について考え悩むようになりました。

もちろん、これは会社が悪いのではありません。「自分が喜びを感じることができるような、自分の提供価値」をしっかりと見据えずに、その会社に入ったぼくに原因があるのでしょう。

サラリーマン時代のぼくのように「自分が喜びを感じることができるような、自分の提供価値」がわからない社員さんたちにはそれが、何かを知ってもらう必要があります。

社員が辞めたくならない会社を作るために経営者ができること

では、御社の社員さんたちに「自分が喜びを感じることができるような、自分の提供価値」を知ってもらうために経営者ができることってなんでしょう?

それは、きっと対話することだろうとぼくは思っています。

経営者であるあなた自らが、または上司の方が 丁寧に社員さんの話を聴いて
社員さんが自分の中にある価値に気づけるように導いてあげること

これができるようになると、社員さんの会社への満足度が上がり離職率は下がっていくように思います。

一つでも多くの会社が、一人でも多くの社員さんにとって「自分の持っている価値を提供することで自分の喜びを感じる場」になるといいなと思います。

まとめ

今よりもっと、社員さんとの対話を増やしてみませんか?

経営者支援 プロフェッショナルコーチ たかぎけんじ

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